住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)について

住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)について

かつて昭和の中頃、個人の住宅が非常に不足していた時代に、資金力の弱い個人に住宅建築資金を貸し付けるために、住宅金融公庫というものがありました。

国が所管する特殊法人・政策金融機関であった住宅金融公庫は、その万全の態勢を持って1,959年の設立以来、低い金利で長期の貸付期間のある融資を行ってきました。

個人が住宅を建てるのなら、なにはともあれ住宅金融公庫という時代があったのです。

私は、たまたまこの時期金融関係の貸付の担当でしたので、よく覚えています。この低金利・長期ローンで人気だった住宅金融公庫ですが、平成19年の3月末日をもって廃止されました。

なぜ、そんなに人気のあった住宅金融公庫が廃止になったかという理由ですが、あのバブル崩壊により、各民間金融機関が低金利の融資制度を打ち出してきたことがあげられます。

民間で低金利の融資が受けられるということで、多くの税金(国の機関ですので)を使ってまで、住宅金融公庫を存続させる意味がなくなってきたというところのようです。。

この住宅金融公庫の権利と一部の業務を受け継ぐ形で、独立行政法人・住宅金融支援機構が平成19年4月に設立されました。

それにより大きく変わったことは、被災者向け融資などの特別な場合を除いて、個人に対する直接融資がなくなったことでしょう。

その代りに、民間金融機関と提携しての低金利・長期ローンの商品の提供をしているのが、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)なのです。

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